住友輪業の業務日報

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その激坂の先には・・・

9月16日の業務日報・3ページ目

絶好のオーションビューに吸い寄せられる形で中断した自転車散歩。
小さい頃の僕が住んでいたあの小さい家探しは、滝の茶屋駅から仕切り直しです。

この滝の茶屋駅が生家からの最寄り駅であることは間違いないのですが、
30年も前の記憶に、家までの正確な道順がのこっているはずがありません。
頼りは自分のあいまいな記憶のみ。
相変わらず美しい海の景色を眺めながら、少し自身の記憶を思い返してみました。
そうしてでてきた答えは4つ。

1.上のほうへ続く道。(神戸の人間は陸側の方向を上、海側の方向を下、といいます。)

2.その道は坂道になる。

3.坂を上って右に折れると行き止まりの路地。
 その路地に僕の家。


3歳に満たない頃の記憶にしては大したものでしょ?
我ながら感心してしまいました。
今でも記憶力はいいほうなんです♪


さて、それでは探索開始。
まずはスマホの地図アプリを使って、条件その1の「上のほうへ続く道」を探してみます・・・が、

「何本あんねん!?」

車が通れるものから歩行者専用まで、何本もあります。
僕は歩いて家に帰った記憶しかないので、そのどれもが家に通じている可能性ありです。

こんなときはローラー作戦しかない!
条件その2の「その道は坂道になる」に当てはまらなければ引き返せばいいんです。

まずは一本目!
この道は車が通れる道で、坂道になる気配がありません。
やがて小学校前に出ました。
 
「ここは全然ちゃうな」

たぶんこの小学校は、兄が1年生の冬まで通っていた学校ですね。
家からはかなり西の方向にあったはずです。
ということは、もっと東の道を探索しなければいけないということです。
一度駅に戻りますが、せっかくなので違う道で戻ってみることにしました。

するとそこには思い出の場所!
b0299252_19143375.jpg

『トーホー滝の茶屋店』

この店は母と一緒に来た記憶があります。
ここに来て僕がしていたことはお菓子をねだること。
小さい電車の模型がオマケでついてくるキャラメル(だったと思う)を買ってもらうことが
当時の僕の最大の楽しみでありミッションでもありました。

「なつかしすぎるわ~」

蘇った思い出に思わず苦笑い。

やはりこの店も家からは西の方向で間違いありません。
ということでいっきにとおりを何本か飛ばして東の道へ。
今度は先ほど住宅の間から海が見えた通りをもう一度探索してみます。
この道は家から近い公園の入り口に通ずるので、生家にも通じている可能性が高いんです。

先に行くと短く緩い坂道。
条件その2に合致か?
しかもその短い坂道を登った先、右側に行き止まりの路地を2本発見。
その路地のうちの1本になんとなく懐かしい雰囲気。
b0299252_1914579.jpg

「ここかもしれん・・・」

3つの条件に一致、間口の狭い家が並んでいるこの雰囲気。
イメージとしては間違いない・・・のですが!
何かが違う!!

ここまでたどって来た、ライオン像・西ノ田公園・トーホーのお店、
そこで感じた当時の思い出が蘇る感覚がここでは全く感じません。
さすがに住んでいた家にたどり着けたらもっと大きな感動があるはずなんですよね。。。

「ここかもしれんけど・・・納得いかん!」

とりあえず判断は保留にして、さらに東の道を探索することにしました。
ここより東方面に残る路地は2本。
その先に条件に一致する場所が無ければ、先ほどの場所が生家なのかもしれません。
それでは釈然としませんがね・・・

気を取り直してもう一本東の道へ移動。
この道は短く、すぐに違う道に突き当たりました・・・が、
その道がすごかった
b0299252_1925273.jpg

サイコンが20%以上の数字を表示する超激坂です。
自転車で登るにはキツい登りですが、ここにきてペダルを踏む足に力が入りました。

「あの家はこの先や!間違いない!!」

その確信を呼び起こしたのは、コンクリート舗装に無数に刻まれた滑り止めの丸模様。
小さい頃の僕は、この模様から模様を踏み外さないように登っていた!

ここにきてまたひとる当時の思い出が蘇ってきました。

僕がこの坂道を丸い模様を踏みしめながらゆっくりゆっくりと登っていた頃から30年・・・
今度はロードバイクのペダルをゆっくりゆっくり踏みしめながら登ってゆきます。

そして坂道の先を右に折れた行き止まりの路地には・・・
b0299252_19314432.jpg

「あった・・・30年や、30年ぶりに戻ってきた・・・」

今度こそ間違いありません。
奥から二番目の家。
今は人のものですが、当時の建物のままのようです。

辺りを歩いてみると、右手の方にはライオン像に向かうときに敷地を通り抜けた独身寮。
左手の方には西ノ田公園やトーホーに続く細い道。
激坂の下には、お昼ご飯の時間まで、
一緒にテレビアニメ(ルパン三世だったはず)を見た友達の家があったはず。
そしてこの行き止まりの路地で友達や兄、姉と元気にはしゃいでいたなぁ。。。

僕の中で眠っていた思い出が爆発的に蘇りました。

涙こそ流れませんでしたが、熱い何かが僕の胸の中を駆け巡りました。
周囲1kmほどのエリアでの今回の自転車散歩は、これまで経験したどのサイクリングにも負けない
強烈な思い出を残しておしまいとなりました。

この狭い迷路のように入り組んだ道に突如として現れる激坂。
どう贔屓目に見てもサイクリングには向かない塩屋の街が、
今後、僕のポタリングの定番コースになることは間違いありません。
そしてこれからはこの街での過去の思い出をたどるのではなく、
この街で新しい思い出を作るためにこの街を走ることになりそうです。



以上、業務報告終了!!


走行距離  23.49km
獲得標高  325m
平均速度  20.1km/h
最高速度  51.2km/h
平均cad   79rpm
平均心拍  128bpm
最大心拍  166bpm(83%)
消費カロリー465kcal


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by rynx04 | 2013-09-21 20:11 | ソロライド | Comments(2)
Commented by ママチャリダー  at 2013-09-21 22:24 x
3歳の記憶がすごい残ってるんですねぇ!
幼き住友輪業くんは、やはり激坂を楽しんでたんですね~(*^_^*)♪
Commented by rynx04 at 2013-09-22 21:33
>ママチャリダーさん
僕の前で何かやらかすと、最後までしっかり覚えてて大変かも知れませんよぉ
line

神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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