住友輪業の業務日報

rynx04.exblog.jp ブログトップ

サブ3の実力者に襲い掛かる苦難。

9月29日の業務日報・2ページ目

「ぁぁああああ!!落車ぁああああ!!」

僕の叫び声に列車は緊急停車。
すぐに落車したカマボコ君のもとに駆け寄り、体の状態を確認しました。

ひじと太ももの付け根に軽い擦り傷。
傷以外に痛みは無い様子。
愛車のマドンもバーテープに軽い破れとペダルとブラケットに傷がついただけでした。


カマボコ君は前走者のコギコギさんの後輪にハスってしまったようです。
落車地点のアスファルト舗装が割と滑らかだったことが幸いして、
全身ですべるようにして徐々にスピードを殺せたことが良かったのでしょう。
こう表現すると変な感じがするかもしれませんが、本当にきれいな落車でした。
もっとハデにど~んと落車すると大きなケガは避けられなかったはず。

あとは交通量の多い国道29号線を避け、併走する県道を走っていたことも幸いしたかも。
自動車と絡む事故となれば、それこそシャレになりませんからね。

いろんな要素が絡んで大事にならず、ホントに運が良かった。


しかしこの落車でカマボコ君以外にショックを受けている人物が1人。
コギコギさんです。

『自転車コギコギ日記』を読んでいても、
日ごろから安全に対して人一倍気を配っていることが伝わってきます。

「予め列車を組んで走行する際の注意事項を教えておくべきだった。」

コギコギさんは悔いていました。
さっそく再出発前に落車ポイントで緊急コギコギレッスン開始です。

ハスってビックリするあまりハンドルを逆方向に切らないこと。
逆にハスった後輪に前輪を押し当てるようにして、自然と減速するのを待って後ろに下がること。
前走者との車間を見える景色で間隔として覚えること。


『自転車コギコギ日記』で何度も読んだことがあるフレーズが、
目の前のコギコギさんの口からどんどんと出てきます。
僕は初めての生コギコギレッスンにちょっぴり感激してました♪


緊急コギコギレッスン後は、とりあえず最寄のコンビニまでゆっくり向かい、
コンビニで擦りむいた場所を洗い流して改めて体の状態を確認。

「大丈夫そうです!」

カマボコ君のこのひと言で予定通り、200kmオーバーツーリングを続行することが決まりました。


4人は順調に国道29号線を「安積橋」の交差点まで北上。
ここから先、冨土野峠方面へ向かう県道8号線に入ると、完全に登り基調となってゆきます。
b0299252_2315337.jpg
そしてこののぼり基調の道で、カマボコ君に再度苦難が訪れることになりました。

4人列車の先頭をモーニングさんが力強く牽き続けています。
サブ3の凄さを僕以上に知るモーニングさんは、列車を牽くスピードを緩めようとはしません。
しばらくすると3番手を走っているコギコギさんから声が上がります。

「カマボコ君、だいぶしんどそうやね。千切れてきてるよ。」

ここで僕が先頭を引き受け、ややゆっくり目のサイクリングペースにコントロールします。
するとコギコギさんがカマボコ君の横に並びいろいろと話しかけだしました。
再びコギコギレッスン開始です。
b0299252_2320378.jpg
軽すぎるギアを選択していること。
ペダリングが縦踏みになってしまっていること。
その結果、ケイデンスが上がったときに体がぶれてロードバイクが蛇行し
バランスを崩しやすくなっていること。


それらを分かりやすく解説していました。
さすが教え上手です!!

カマボコ君は最近マラソンの練習ばかりしていたようで、
ロードバイクで使う筋力が衰えてしまっているのかも。
衰えた筋力では重いギアを回せず、
上がる列車のスピードにケイデンスを上げることでしか対処できないようです。
しかしきれいに回そうにもロードバイク自体が久しぶりなので、縦踏みが出てしまう。

僕は筋肉のこととかは詳しくは分かりませんが、
マラソンとロードバイクとでは筋肉の使い方が全く違うんでしょうね。

ロードバイクで使う筋力とペダリングスキルやシフティングなどの操車技術の欠如。
それらの要素がカマボコ君の苦しい走りにつながっている。
コギコギさんはカマボコ君との短い会話の中で様々な回答を導き出していました。


その後はコギコギさんがチーム・ヴェルジェの方に教わった水飲み場があるというので、
しばらく水飲み場を探しながらののんびりサイクリングを楽しみました。
その水飲み場は冨土野峠のふもとにありました!
「ふれあいの水」です。
b0299252_23244051.jpg
久々のロードバイクにかなりお疲れなカマボコ君は頭から水をかぶっていました。
絵になるねぇ♪
b0299252_2326967.jpg

冨土野峠の入り口にあるこの場所は絶好の休憩スポットですね。
これからの出石ツーリングにおいて定番の場所になるのは間違いなさそうです。
そんなステキな水飲み場でステキぢゃない発言をする方が約一名。

「出石かぁ、ちょっと足伸ばせば
 日本海見て瀬戸内海まで戻れるなぁ・・・」


発言の主はモーニングさん。

「いやいやいや、ありえへん!」

間髪置かず、僕とコギコギさんで全力でとめにかかりました。
カマボコ君は顔が引きつって言葉もありません。
モーニングさんは笑顔で冗談っぽくごまかしていましたが、
日本海まで行った場合の距離を計算するその目はマジでした。
僕、知ってます。
こういう顔をする人が一番アブナイって。。。


なんとか日本海行きを阻止し、ついに冨土野峠を上ります。
今後、アブナイ発言をしないようにモーニングさんの体力を奪うべく、麓からプチアタック開始。
b0299252_2031037.jpg
シッティングでグイグイと追ってくる危険人物モーニングさん。
b0299252_2033316.jpg
ダンシングで登るカマボコ君とコギコギさん。

僕、モーニングさん、コギコギさんの順で峠のトンネルに到着し、カマボコ君を待つ合間、
コギコギさんからは安堵の声。

「俺・・・今日どうなるかと思ったけど・・・よかったぁ。
 最近ヒルクライムでずっと最後尾やったもん。
 なんかよかったぁ。。。」


久々に味わう何かをかみ締めながらしみじみと言葉を発していました。
その一方で、ロードバイクが久しぶりなカマボコ君は峠でかなり脚を使ってしまったみたい。。。


峠のトンネルを抜けると日本海側。
ここまでののぼり基調から打って変わって、下り基調の快走路になります。
しかも35km/hくらいで走っていると、ビュービューと耳元をかすめる風の音がやみます。
これはかなり強い追い風が吹いている証拠!
モーニングさんを先頭に4人列車は40km/hオーバーの特急列車に格上げされました。

ここでもカマボコ君が千切れ気味・・・
冨土野峠でかなり脚を使ってしまった彼にとっては、
下り基調の追い風であってもこの特急列車に乗りつづけるのはキツイようです。

それでもモーニングさんは列車を牽くスピードを緩めません。
フルマラソンサブ3のカマボコ君の恐ろしさを一番よく知っているのは、
同じくフルマラソンを走った経験があるモーニングさんです。

そのことが頭にあってか、ついついスピードを上げすぎてしまうようです。

僕は列車最後尾からカマボコ君の走りをチェックしてみました。
やはりケイデンスが高く、ロードバイクが左右に蛇行しています。
そして再び列車の速度が40km/hに近づいたとき、
カマボコ君がこれまで以上に大きく蛇行し始めました。

「これ以上は危険だ!!」

脳裏に浮かんだのは、朝の落車の風景。
僕はとっさに右側から列車を追い越し、先頭に立って列車のスピードをコントロールしました。
追い風の下り基調ならば速度を落としきらなくても、カマボコ君の脚の回復をねらえます。
30km/h台前半の充分なスピードで列車をコントロールし、みんなで回復走です。

日本海へ注ぎ出る円山川沿いの道に出てからはサイクリングペース。
ゆったりとしたペースのまま、出石の町には11:30頃に到着しました。


カマボコ君にとっては落車があり、その後千切れ気味になるなどツライ往路となりましたが、
ここまでのアベレージスピードが26km/hオーバーと、実はかなりいいペース。

しかし、道のりはまだ半分。
同じルートを今度は反対方向へ折り返しが始まります。
果たしてカマボコ君は無事に復路を走りきることができるのでしょうか!?


ここまで読んでいただきありがとうございます。
当ブログはブログ村のランキングに参加しています。
ポチッとしていただければ幸いです。
 ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村
[PR]
by rynx04 | 2013-10-10 21:15 | グループライド | Comments(0)
line

神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31