住友輪業の業務日報

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その力強い眼差しの先に見たもの。

連日、書いている今回の小豆島ライド。
本当は編集した動画をつけて投稿するつもりでしたが、時間が無さ過ぎて断念・・・
その代わりといってはなんですが、頑張ってピッチを上げます!

ということで・・・

4月9日の業務日報・4ページ目

落車によるマスターのケガの影響は問題なし。
なにより、寒霞渓に上りたいというマスターの強い意思表示もあって、
昼食休憩を終えるとすぐに寒霞渓へ向かう道を走り始めました。

寒霞渓へ至る4つのヒルクライムルートのうち、草壁港から上るルートは最も勾配がゆるいルートです。
しかし勾配がゆるいといっても4~8%の坂道が13kmも続くのですから、ハードであることには変わりありません。
増してやマスターにとってはこれほど長く続くヒルクライムは初めての経験でしょう。
さらに落車で負ったキズに加えて精神的ダメージもあるはずです。
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そんなマスターを守るように、自然と先導するメンバーと後ろについてマスターをフォローするメンバーに別れながら
寒霞渓へと上ってゆきました。
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先導するメンバーは時に自然発生する千切り合いを楽しみ・・・
ONIさんに至っては、新技☆放屁ジェット推進ヒルクライムを披露するはっちゃけぶり(笑)
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しかし楽しんだあとは、自然とマスターの後をフォローするメンバーがローテーションの様に入れ替わる。
何も取り決めていないのに、自然と自主的にそういう流れができていました。
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そしてマスターはフォローするメンバーに応えるように、淡々と持続しうるペースで着実に坂道を上ってゆきました。
ハンドルを持つポジションを時々替えながら、勾配のキツめな場所はダンシングで乗り切り、
勾配がゆるい場所では時には下ハンを握りしっかりとペースを上げる。
長いヒルクライムを走りきるためには、いろんな筋肉をローテーションさせながらまんべんなく使う必要がありますが、
マスターはそれが自然とできているようでした。


「マスター、水分取ってますか?」

気温は20度を超えていたでしょう。
背中に照りつける太陽の日差しはきつく、まだ余裕のある僕たちでも汗をかくほど・・・
ちょうど平坦な場所に出たので、一度立ち止まって水分補給をしました。
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道はまだまだ僕たちのはるか頭上まで続いている。
ちょっと心が折れそうな光景ですよね・・・

しかしそれでもマスターの心は決して折れることはありませんでした。
ひと踏みひと踏みゆっくりではあるけれども確実にクランクを回してゆく。
決して下を向くことなく、寒霞渓へと続く・・・未だかつて無い達成感への道をしっかりと見据えて着実に進んでゆきました。


マスターのサングラスの奥の力強い眼差しに気がついた時、僕は思いました。

「ああこの人は・・・」

今はペダリングもきれいとは言えないかも知れない・・・
ダンシングだってまだまだ改善すべき点がある・・・
でもそんなことは些細なことの様に思えました。

「きっと速く、そして強くなる。」

僕がマスターの力強い眼差しを通して見たものは、ローディーとして上達した将来のマスターの姿でした。
マスターが今の気持ちを持ち続けてロードバイクに乗り続ければ、今の課題を克服するのは時間の問題ですから。


気がつけば遥か頭上に見上げていたあの道を走っていました。
ここから山を回りこむように道は続き、その先には寒霞渓。
まだ上りは続いており、マスターのペースも最初よりはやや遅くなっていましたが、
寒霞渓ヒルクライム制覇も目前です。
相変わらず力強い眼差しは健在。
そして坂の勾配がゆるくなったと思ったら、今度は一気に下り始めました。
寒霞渓への上りをクリアしたのです。
そしてついに寒霞渓に到着!
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落車のトラブルを乗り越えて、ついにマスターは自分の力でここにたどり着きました。

「あそこから上ってきた・・・」

眼下には草壁の町並みが小さく見えました。
エンジンなどの力に頼らず、自身の脚力のみで上りきった達成感を味わうようにマスターはつぶやきました。


「せっかくだから四方指に行こう!」

そう提案してきたのは小豆島を良く知る鎌ちゃんさん。
寒霞渓からさらに30分ほど上った場所に、寒霞渓からの景色とは比べ物にならない風景を楽しめる場所があるらしい。
そう聞いてしまったらもう上るしかありません。
寒霞渓で補給を済ませてさらなるヒルクライムに出発です。

寒霞渓からは1人抜け出して楽しんだため、マスターがどのようにして上ったかは見ることはできませんでしたが、
鎌ちゃんさんの見積もりどおり、30分ほどで全員が四方指に到着しました。
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あまりの絶景にマスターだけでなくコギコギさんまで立ち尽くす。
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四方指からはここまで上ってきた道が一望できました。
寒霞渓で絶頂を迎えたはずのマスターの達成感は、四方指に上ったことによりさらに大きくなったに違いありません。

「鎌ちゃんさん! 最高の場所ですよ、ここ!!
 案内してくださってありがとうございます!」


最高潮に達したテンションのまま記念撮影♪
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マスターだけじゃなく、コギコギさん、ONIさん、そして僕もしばらく興奮してはしゃいでしました。
興奮のあまり、お決まりの丸臨ジャージバックショットを撮り忘れたのはご愛嬌・・・
それにしてもみんないい顔しています。


あの四方指からの景色、そしてその時かみ締めていた達成感はマスターにとって忘れられないものになったでしょう。
こうしてマスターの寒霞渓ヒルクライムは四方指制覇という素敵すぎるオマケつきで幕を閉じたのでした。
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最後に、日生港で鎌ちゃんさんと別れた後、岡山県から兵庫県に入る峠の上りにおいて、
なんとマスターが列車から飛び出してスパートをかけました。
そしてそこから木漏れ日ロードに入る直前まで、誰にも先頭を譲ることなく列車を牽き続ける力強さを見せました。
無事にダルマ珈琲にたどり着いて、この日のライドを数字で振り返りましたが、
距離は130km弱、獲得標高に至っては1,900mオーバーという、初のロングライドとは思えない数字が出ていました。

これでもうマスターは脱初心者です。
そして、僕は「きっと強くなる。」なんて思っていましたが・・・
この人、もうすでに強すぎなんちゃいますやろか~!?
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以上、業務報告終了!!


<走行データ>
走行時間 6:02:47
走行距離 127.75 km
獲得標高 1,961 m
平均速度 21.1 km/h
最高速度 54.8 km/h
平均cad 69 rpm
平均心拍 ハートレートセンサー未装着のため計測せず
最大心拍 ハートレートセンサー未装着のため計測せず
消費カロリー 4,158 C (ハートレートセンサー未装着のため参考値)


最後まで読んでいただきありがとうございます。
マスターの小豆島・寒霞渓ライドの話を早くも聞き付けただるま珈琲のお客さんが、
マスターに土産話をねだっているとか・・・
マスターが少年のような目をしながら話す光景が目に浮かびますね。

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by rynx04 | 2014-04-19 00:40 | グループライド
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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