回る脚とさらに回るお口。
自分だけ向かい風の中、列車を牽かされたことで、一度お口のケイデンスが下がってしまったONIさん。
しかしONIさんのこれまでの自己最長である160kmの距離を超えても、まだまだ脚は元気に回り続けていました。
向かい風の中牽いたことなんてすっかり忘れて、お口のケイデンスもしっかり回復してきました。
順調ですね♪
しかしこの先には瀬戸内海川へ抜ける分水嶺を上らなければいけません。
しかも、往路と同じ冨土野峠を上るのではなく、わざわざ遠回りして、
最大勾配15%の若杉峠を抜けるルートをゆくことになりました。
好調すぎるONIさんに不服そうなコギコギさんの顔が印象的でした(笑)
しかしこの時点でのONIさんの順調っぷりは、まだまだ序の口だったんです。
しばらくは平坦な道でしたが、徐々に山が迫ってきて逃げ場が無くなってゆきました。
ここで僕にONIさんからヒルクライムのときのフォームについて質問がありました。
「ヒルクライムの時って前乗り?」
「ケイデンスを上げて攻めるときは前乗りですね~。
前乗りの方が脚の自重を使ってペダリングできますよ~。」
話題はさらにペダリングにも及んでゆきました。
その際に、後に「差し込みペダリング」と名前がつくことになるペダリング方法を伝授。
このペダリング、僕もまだまだ試行錯誤の途中なのでブログでご紹介できる段階ではないのですが、
ヒルクライムでもケイデンスを高く保つことができてより高いスピードを維持し、
さらに過度な脚の消耗を防ぐことができるペダリング方法です。
ちなみにONIさんは後日、ホームコースの鈴鹿スカイラインでのタイムトライアルにおいて、
ケイデンスaveを10rpmアップさせ、タイムを1分15秒短縮していました。
その後、6.2km・平均勾配6.7%の別の峠でも2分33秒短縮していましたから、
差し込みペダリングはかなり効果的の様です。
いつか試行錯誤の結論が出たら、記事にしてみますね。
本格的に若杉峠に入る前に現れたちょい坂で、前乗りと差し込みペダリングを試すONIさん。
勾配が増しているのに、ギヤはそのままでケイデンスがあがっていました。
ちょっと教えただけなのに飲み込むの早すぎでしょ・・・
そして迎えた若杉峠。
勾配が増すと同時に仕掛けたのはONIさん。
比叡山ヒルクライムではONIさんより速いタイムでゴールしたモーニングさんを千切って軽々と上ってゆきます。
記念にガーミンのスクリーンショットを保存しようとして、間違えてリセットしてしまうというハプニングもありましたが、
そんなことはどうでもいいと言わんばかりに興奮した様子で話していました。。
「いつもより2枚くらい重いギヤなのにいつもよりケイデンスが高い!!」
ONIさんには前乗り+差し込みペダリングがマッチしたようですね♪
200kmの達成感と共に、ヒルクライム上達による充実感を味わっていました。
頂上付近では雨が降ってきてしまいましたが、若杉峠はなかなか走り応えのある峠で気に入りました。
雨の中、若杉峠の濡れた路面を慎重に下りきると、すぐに雨は上がりました。
そして暫く下り基調の道を走って、道の駅波賀にて休憩。
「まだサラ脚やで。」
なんということでしょう!
自身初の200kmオーバーライドの最終盤に吐くセリフとは思えません。
前乗り+差込ペダリングがはまりすぎておかしくなってしまったのでしょうか(笑)
「そんなんありえへんから!」
この発言にはみんな爆笑しながらツッコミを入れていました(笑)
川の上流で雨が降った影響か、吹いていませんでした。
こうなればこちらのもの。
丸臨列車は下り基調の道を快調に飛ばし始めました。
ONIさんのペダリングを後ろから見ると、差し込みペダリングを教える前に比べて
スムーズで柔らかいペダリングになっていました。
成程、サラ脚の様に良く回っています。
しかしよく回るのは脚だけではないようで・・・
「なんかねぇ・・・脚が勝手に回るんだよ・・・」
とか・・・
「ちょい坂は休憩だよ」
とか・・・
とにかく口が回る回る(@_@)
C2Cライド出発時に掲げた目標、「口のケイデンスを保つ」は余裕でクリアでしたね♪
そして日が暮れて丸臨列車は相生の街に帰って来ました。
相生湾に日本海の水を注ぐために・・・
しかし丸臨列車が向かったのは相生湾に面する道の駅あいおいペーロン城ではなくて・・・
最後は僕はオールアウトでヘロヘロになっており、ペダルをひと踏みするごとに「だるま珈琲・・・だるま珈琲」と
繰り返し念じて走っていました。
店の明かりが見えたときは、それはもう嬉しかったですね♪
入店してマスターが淹れてくれたコーヒーにみんなホッと一息。
C2Cライド達成(まだ儀式は残っていますが・・・)に話も弾みます。
ここでもやはり舌好調だったONIさん・・・最後の最後で名言が飛び出しました。
「もう200kmじゃあ物足りないね!」
スタート前は初めての200kmライドに緊張していたONIさんは、いったいどこに行ってしまったのでしょう(笑)
「今日はONIさんの日やったんやな・・・」
そうつぶやいたコギコギさんに、全員が完全に同意でした。
閉店時間をちょっとオーバーするまで、だるま珈琲でのんびりした後は、今度こそ道の駅あいおいペーロン城へ。
以上、業務報告終了!
<走行データ>
走行時間 9:29:24 (←ガーミンの電池切れのため途中まで)
走行距離 269.68 km (ルートラボで278.8 km)
獲得標高 1,669 m
平均速度 28.4 km/h
最高速度 57.9 km/h
平均cad 73 rpm
平均心拍 134 bpm (65%)
最大心拍 182 bpm (88%)
消費カロリー 3,325 C
最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、この日の朝、体調不良だったワタクシですが・・・
次の日の夕方にバッチリダウンしてしまいましたorz
やっぱり体調不良の原因は風邪だったようです。
ロングライド前には体調管理をしっかりしないとダメだぞ!!(←説得力無し)
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200キロライドっていうか300キロ近い距離を (^_^) お疲れ様でした~( ̄ー ̄)
笑いの神降臨ライドですね(笑)
来年は瀬戸内の水をどこに運びますか?~( ̄ー ̄)
お店での皆さんの会話は涙する程おもしろかったですね(笑) 200km~早く逝ってみたいです(*^^*)
ありがとー♪ございます。(^-^)
速くなりたい気持ちばかりでしたが、改めて
安全走行・補給についてなど初心に戻り
いろんなことを学ばせて頂きました。
今後の自転車ライフに生かして行こうと思います。
今回は一応バッテリーを持っていったのですが、なぜか充電してくれませんでした。
モーニングさんは充電できていたので、その方法を真似てみようと思います。
来年、というか今年中にもう一回くらいありそうです・・・(^_^;)
次は島根往復500kmとか!?
夜遅くまでありがとうございました。
ネタに尽きないライドでした。
アワイチもトラブルなく行けたと聞いていますので、もう200km行ける実力はついているかと。。。
まずは出石ですね!
数々の名(迷?)言をありがとうございました。
面白すぎです!
200kmでサラ脚なら倍でもサラ脚?
次は300kmオーバーライドを飛び越して、400kmオーバーライドを目指しましょう!
僕もまだ逝ったことありませんが・・・(^_^;)
またその 充電方法教えて下さい( ̄ー ̄)
まずは 200キロ!
それにしても、ONIさんの若杉峠での差し込みは衝撃的でした。
僕も差し込みを身に付けなけりゃ!
〉バイソンさん、はじめまして
ガーミン510Jですが、エレコムのモバイルバッテリーから走行中に普通に給電しただけですよ。ガーミンは走行中の給電が出来ない説が有力なので???
ATLASも使っていますが、こちらは「充電して下さい」と表示されている間にバッテリーをUSB接続すると走行しながら給電出来ます。そのタイミングを逃すとちょっとコツがいります。
内緒で教えて!
走行中にバッテリー切れた事はまだないのですが
コギコギ師匠と100キロライドに行った時 バッテリー残が16%になり不安でした(笑) 走行中に充電出来るのがわかって安心です♪ありがとうございます~( ̄ー ̄)
ONIさんのヒルクライムは明らかに変わりましたね。
とても嬉しかったです。
また一日中遊びましょう!
実は後日、「差し込み愛好会」なるものが結成されまして・・・ワタクシが会長に(笑)
ということで1名様ご入会~♪
布教活動に行かねばなりませんね!
コメントありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
是非ともお声かけください!