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新たなる扉を開く前に、大切なおさらい。

今年の夏は追い込んで走らずに、以下の大会に照準を合わせ、LSDトレーニングに取り組んでいました。

10月5日(日) ヒルクライムチャレンジシリーズ2014 第4回 高梁 吹屋ふるさと村大会
10月13日(月) サイクル耐久レース in 岡山国際サーキット 2014

7月に入った辺りからAT値以上の心拍で走っていると、以前よりしんどく感じるようになっていました。
今年の2月に取り組んだLSDトレーニングの効果が薄れつつあると結論付け、
もう一度、しっかりと連続した高負荷に耐えうる基礎体力を作っておきたかったのです。

そしてLSDトレーニングも一段落したある日、一通のお誘いが届きました。
メッセージの送り主はトミーさん。

「小豆島でした約束を覚えてくれたのね!」
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あれは忌々しい約束・・・

って、こっちやないど!
って言うか、約束の丘ではなんも約束してへんわ!!



先ほど映像が乱れ、大変失礼しました。
え~と・・・仕切りなおし。。。

「9月15日に京都府精華町で市街地の一般道を閉鎖してクリテリウムを開催します。
 いわゆる、純粋なロードレースです。
 自分のスキルにあわせてカテゴリーを選べるから、一度、出場されてみては?」


小豆島で一緒に走ったときに、京都車連主催のレースに出てみるように誘われていたのですが、
そのことを覚えていただいていたようです。


「ウエパー杯2014 けいはんなサイクルレース」

それが今回お誘いいただいたレースの正式名称。
正直、クリテリウムは落車の危険性が高そうだという理由でお誘いを受けるまでは出る気なんて全くなかったのですが、
トミーさんのメッセージにあるように、「一般道を封鎖した純粋なロードレース」というのに強く惹かれてしまいました。

「参加します!」

せっかくトミーさんにお誘いいただいたことですし、背中を押していただけるなら思い切って飛び込むのみ!
いろいろ相談して、「クラスはC3でいいんじゃない?」という話でしたが、
はじめてのクリテリウムなので中初級クラスのC4Lにエントリーしました。
次回のエンデューロの課題、集団内での位置取りや走り方の勉強ができるといいなぁ~。


でも、やっぱり怖いなぁ・・・

スピードの上がったストレートで不意に斜行にあったら?
密集した集団内で、接触無く直角コーナーを曲がれるのか?
LSD明けの鈍った脚で苦手とするスプリント・・・中切れの原因にならないだろうか?

エントリーしてみたものの、やはりクリテリウムへの不安は消えることはありません。
そこで普段のライドでも、レースでも安全に速く走るための要素のおさらいです。

ロードバイクを安全に速く走らせるための要素は大きく分けて2つあります。
ひとつは身体能力で、もうひとつが技術ですね。
これをさらに2つずつに分けると・・・
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こんな感じです。
①と②が身体能力で、それぞれトレーニングの積み重ねによって鍛えるしかありません。
それに対して、ちょっとした意識の積み重ねで向上させられるのが、③と④の技術です。

さて、これらの要素を踏まえた上で・・・
僕が聞いた話では、普段のライドやレース中に発生した落車の原因を探ると、
そのほとんどが④の集団走行技術の欠如によるものなんだそうです。

日々のトレーニングで優れた身体能力を手に入れ、そしてそれらを効率よく発揮する技術も手に入れた。
ソロで速く走るのであれば、それでも良いのかもしれません。
しかし、いざレースや仲間内のライドでその実力を見せ付けようとしたときに、④の要素がかけていたために落車。
しばらくロードバイクに乗れなくなってせっかく手に入れた身体能力を手放す羽目になったり、
家族の理解を失いロードバイクを禁止されてしまったり、最悪の場合は死亡に至ったケースも耳にしたことがあります。

速く安全に走るためには①~④の要素を、
バランスよく磨き上げることが必要なんです。


①~③の要素は単独走でもできることなのですが、④は実際に複数人数で走らないとできない要素です。
バランスよくと言っても、やはり④の要素は欠如しがちなんですよね。。。

では欠如しがちといわれる④の要素、集団走行技術とは具体的にいかなるものなのか?

前を見てまっすぐ走ること。
集団内では車間を一定に保つこと。
集団を牽くときは一定ペース(一定負荷)で牽くこと。
ハンドサインや声を出し合って情報を共有すること。
コーナリングでは走行ラインが交錯しないようにラインキープすること。
コーナー手前でいつも以上にしっかり減速して確実に安全なスピードで走ること。
下りやコーナー手前では車間を1車身以上あけておくこと。

などなど・・・
文章にするととっても簡単・・・だけど実はできてなかったりすることが多いんです。

例えば、最も簡単そうな「前を見てまっすぐ走る」というものをピックアップしてみましょう。
最近のロードバイクには、サイコンが付いていますよね?
速度だけでなく、ケイデンスや心拍数など、本当に色んなデータをリアルタイムで見ることができます。
それらのデータを確認しながら走っていませんか?
僕は確認しながら走っていました。
サイコン上に表示されるデータを見るためには、下を向かないといけません。
実は、前をまっすぐ見ずに、下を向いている間って、結構ロードバイクがフラフラと蛇行していたりするんです。

あとは列車を牽いているときを思い浮かべてください・・・
牽くペースを確認するためにサイコンのスピードを見ていませんか?
僕は見ながら走っていました。
列車の先頭を牽いている人は、後ろに付いている人全員の目になって、情報を後続に伝える義務があります。
それなのにサイコンが気になるあまり、下ばっかり向いていたら・・・
そのうち事故を起こすことは間違いありません。
さらに言うと、列車走行をしていますから、先頭が事故を起こせば後続もほぼ間違いなく巻き込まれることでしょう。

「まっすぐ前を見て走る」なんて簡単そうなことを改めて思い返してみるだけでも、
意外とできていないことが多いんです。
他のこともひとつひとつ思い返してみると、ボロがでまくりです・・・orz

さらに普段のライドでもそんな感じですから、非日常のレースともなればなおさらです。
レース中であれば、少しでも良い順位でゴールするために、ついついコーナーをオーバースピードで突っ込んで、
自分の走行ラインから外れてしまい他の選手のラインと交錯してしまう・・・なんてありがちですよね。

緊張や体が追い込まれることで周りが見えなくなってしまいがちなレースこそ、
「速く走ってやる!」という意識よりも「安全に走る!」という意識が大切です。


そのことをしっかりと肝に銘じて、新しい扉を開けて無事に帰ってきたいと思います。
今回のクリテリウムは、これまで身に着けた④の要素・集団走行技術を実際に行う練習だと思ってやってみます。
そして高梁ヒルクライムと岡山エンデューロも同様に、安全に気をつけて臨みたいと思います。
これから始まるロードバイクにとってのベストシーズンを落車でふいにするなんて悲しすぎますからね・・・


さて、今回の記事ですが、実は自分自身に言い聞かせるために書きました。
しかし、これを読んで改めて安全に向き合おうとする方がいらっしゃれば幸いです。
楽しくロードバイクで駆け抜けるためには、事故無く怪我無くが大前提ですからね!
それでは皆様。

ご安全に!!


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by rynx04 | 2014-09-03 23:28 | レース・イベント
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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