住友輪業の業務日報

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まさかの別腹(O_o;)

9月28日の業務日報・3ページ目

今回のトロバラ☆アワイチもいよいよ後半戦。
しかし淡路サンセットラインに入る直前に、僕は脚が売り切れてしまったことを実感しました。

幸い、狭い丸山の集落ではスピードを落とすこととなり、その間に少し脚が回復したに見えましたが、
その先にある、およそ1kmほど続く3%ほどのちょい坂では売切れてしまった脚をごまかすことが出来ませんでした。
hiroさんについていこうとあがきましたが、重いギヤを回すことができずにあれよあれよとシフトダウン。
それでもケイデンスを維持することが出来ずに、あっという間にhiroさんの背中が遠くなってゆきました。

「お待たせ~」

坂の上でペースを落として僕を待ってくれていたhiroさんに声を掛けて再び巡航開始。
声掛けついでに慶野松原のコンビニでの休憩も申し出ておきました。

「ここまで平均心拍が164bpmやわ~。」

コンビニで確認したここまでの平均心拍にビックリ!
確かにここまでは、先頭を牽くと170bpm台の心拍で追い込む形となり、
hiroさんの後ろに付くと150bpm台の心拍で休憩するパターンの繰り返しでした。

「同じチームでここまで脚が揃う人がいるのは嬉しいっすね!」

hiroさんも僕と同じような心拍数でここまで来ていたそうです。
ちなみに僕とhiroさんの最大心拍数はほぼ同じ。
しかし僕は脚がもう限界です。
早くも脚が売切れてしまった僕とまだ脚が残っているhiroさんの間にどの様な違いがあったのか?

「心肺より脚が重くて動かない感じですよね?
 それならL4の領域でのトレーニングを積むといいですよ。」


その答えをhiroさんが教えてくれました。
hiroさんが言う「L4の領域」というのは、有酸素運動と無酸素運動の境界あたりの運動強度のこと。
つまりは心拍数で言うとAT値あたりで行う運動強度ですね。
これを行うことで、筋持久力や乳酸耐性を高めることができるというのです。

確かに、最近のhiroさんのローラー台トレーニングの報告を思い返してみると、
この運動領域でのトレーニングをみっちりとやっていたように思います。
hiroさんはしっかりと筋持久力と乳酸耐性を高めており、僕は夏のLSD以降はロングライドメインで
いつのまにか筋持久力と乳酸耐性を失っていたようです。
僕にとっては課題が明確になったことが、今回のアワイチでの最大の収穫となりました。


さて、課題は見つかったもののそれが一気に解決するわけもなく、
ここから僕は売り切れた脚で残り50kmを走らなければなりません。
となると必然的にhiroさんが前を牽くことになります。

淡路サンセットラインの大部分を占める平坦区間では、ドラフティングの恩恵を受けて付いていくことができました。
あくまでこの時点では、ですが・・・。
しかし、たまに現れる短い坂道が曲者です。

「ユイの壁に見えるぅ~!」

実際に声に出しながら、いまだ力強いペダリングでスイスイと坂道を駆け上がって行くhiroさん。

「これが死の山、モン・ヴァントゥか・・・」

そうつぶやく余裕もなくインナーローでヨタヨタと容赦なく千切れる僕。
そして坂の上で合流して再びドラフティングのお世話になり続けました。

「すまぬなぁ・・・」

「いや、いいトレーニングになります♪」

流石に僕にも意地というものがあるので、一度だけ下り基調の道を利用してhiroさんの前に出ようと試みました。

がっ・・・!!

「うぅ・・・やっぱ無理やった・・・」

hiroさんの横に並んだ瞬間、空気の壁が僕の行く手を阻みました。
この日、淡路サンセットラインに吹く風は向かい風。
売り切れた脚では向かい風の負荷に勝てるはずもなく、
尻尾を巻いて再びhiroさんの後ろでドラフティングの恩恵を受けることになりました。

これでは『トロバラ☆アワイチ』ではなくて『ツキイチ☆アワイチ』ですね・・・
もちろん僕だけですが・・・orz


いや、『ツキイチ☆アワイチ』と呼べるならまだましだったかも・・・
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郡家のコンビニで最後の休憩を済ませてからは、本気でhiroさんに付いていくことが出来ませんでした。
何度も何度もhiroさんから千切れてしまい、その度に声を掛けました。

「気にせんと先行ってよ~!」

その度にhiroさんからは同じ答えが返ってきます。

「今日はトロッフェバラッキですから、置いて行くわけないじゃないですか~♪」

チクショー!鬼の様にやさしいぜ!!

調子に乗って『トロバラ☆アワイチ』なんて名前をつけた5時間ほど前の自分自身を呪いながら、
回らない脚でのろいペースで走り続けました。
ちょっとでも道に勾配が付くと千切れ、ちょっとでも向かい風が強くなると千切れ・・・

「ここでのひと踏みがレースの順位を上げますよ!」

その度に前方からhiroさんの優しすぎる励ましの声が飛んできました。

「ほんっとに君は優しいな! クソッ!!」

もう本当に限界・・・
ちょっとでも変な動きをすると脚が攣りそうな予感。
サドルから腰を浮かすこともままならないために、ダンシングも使えずに、
ひたすら同じ体勢で座っていたのでオケツもヤバいいたい!
本当につらくてつらくて・・・でも優しすぎるhiroさんが待ってくれているので手を抜くわけには行きません。

「あと5km! 最後までまわせぇ~!!」

気が付けば必死すぎていろいろ叫びながら走っていました。
完全にアブナイ人です(笑)
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そしていよいよ明石海峡大橋を視界に捕らえました。
いよいよ地獄の時間の終わりが見えたことがもう嬉しくて嬉しくて・・・

そんな喜びを噛み締めながら、いよいよ明石海峡大橋が間近に迫ってくると信じられないことが起こりました。

「スプリントは別腹~っ!!」
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なんとここまで向かい風の中を牽きつづけたhiroさんが理解不能な言葉を発してかっとんで行きました(O_o;)

「逝ってらっしゃ~い!」

なんとかそう叫んでhiroさんを送り出しましたが、すでに別次元に逝ってしまってますね(笑)
もちろん僕はスプリントなんて出来るわけもなく・・・、それでも最後の意地でほんのりペースアップしてゴール。
岩屋港まではhiroさんを称えながら走りました。
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そして岩屋港ではこの顔である。
皆さん淡路島でこの顔にピンときたら要注意ですよ!(笑)

強すぎぃ!!

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僕はその強さを目の当たりにして笑うことしか出来ませんでした。

しかし、今回のアワイチは勉強させてもらいました。
最後はボロボロになってしまいましたがたまにはこういうのも悪くない。
いや、やっぱり二度と御免被りたいかな?
改めてトレーニングに向き合うモチベーションをもらった一日となったのでした。

以上、業務報告終了!

<走行データ>
走行時間 5:10:41 (内、アワイチは4:46:28)
走行距離 160.52 km (同151.29 km)
獲得標高 1,462 m (同1,355 m)
平均速度 31.0 km/h (同31.7 km/h)
最高速度 60.6 km/h
平均cad 85 rpm
平均心拍 160 bpm (77%)
最大心拍 188 bpm (91%)
消費カロリー 2,661 C


最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のアワイチを受け、今晩から仕事から帰宅後のトレーニングを再開しました。
hiroさんとは切磋琢磨しあって、いつまでもいい練習相手でいられるように頑張らねば!

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by rynx04 | 2014-10-15 00:30 | グループライド
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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