住友輪業の業務日報

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あまりの恐怖に戦意喪失。

12月28日の業務日報・2ページ目

さて、3時間のエンデューロも半分ほどが過ぎた頃、僕は試したかった2つの機材についての感触を掴みつつありました。

まずはフルクラム・レーシングスピードXLR。

このホイールは本当に硬くて僕の脚力では全く使いこなせず、これまではその高い剛性を生かせていませんでした。
しかし今回のエンデューロでは、アトウッドカーブの立ち上がりでかかるインターバルにおいては好感触♪
回りの選手より明らかに脚を休めるタイミングが早く、比較的楽に先頭集団についていけました。

ちなみに下りの高速コーナーとなるアトウッドカーブの立ち上がりスピードは50km/hほど・・・
バレットウルトラでは踏み込みに対してワンテンポ遅れてリムが動いている印象でしたが、
大きくしなりすぎて相当パワーロスしていたんでしょうね。
レーシングスピードというその名が表す通り、高速域からの加速に優れたホイールだと感じました。


そして直前に導入したカンパニョーロ・コーラスのミッドコンパクトクランクセット。

こちらは残念ながら使いこなせず・・・
コンパクトクランクで出場した以前のエンデューロでは、アウターオンリーで走っていたため、
今回も同じようにアウターのみで走っていました。
序盤は調子が良かったのですが、たったの1時間半ほどで脚が重くなってきてしまいました。
明らかに重いギヤを踏みすぎていたようで、それを見ていたトミーさんからも後で指摘を受けました。
ちなみにトミーさんは、今回のレースはほとんどイナーでクルクル回しながら走っていたそうです。
トミーさんが集団内で自在にポジションを変える様子を後ろから見る機会があったのですが、
重たいギヤを踏んで鋭く加速して集団の前方にかっとんでいきました。
ああいうことができるのも、インナーで踏み脚を温存していたからなんでしょうね。
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さて、レースの方はというと、僕は依然、混沌とした集団内で走り続けていました。
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あ、今回も先頭を牽きましたよ(笑)
でもなかなか先頭を変わってくれなくて、これまたかなり脚に来ました・・・orz

重たいギヤを踏みすぎて回らなくなりつつある脚を必死で回し、我慢の時間帯。
前のエンデューロでも大体2時間が経過する時間帯がしんどくて、
それを越えればまた頑張れる時間帯が来ると思っていました。

しかし2時間が経過した頃・・・
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僕はピットレーンの手前でオルトレを横たえ、
これ以上走る事を諦めていました。


何が起こったのか?

ちょうど2時間が経とうとしているとき、先頭集団は最終コーナー(逆走なので1コーナー?)に差し掛かっていました。
その時に、僕の目の前で集団の選手と周回遅れの選手が接触しました。
幸いにも落車発生とはなりませんでしたが大失速・・・
この大失速で僕は集団から一度、千切れてしまいました。

しかし最終コーナーをのぼり切れば、今度はホッブスコーナーとレッドマンコーナー、
そしてバイパーコーナーの入口までは下り・・・
幸運にも千切れた場所にモー万隊のヒロミネさんがいたので後ろにくっついてちょっぴり休憩。
下りに差し掛かると同時に再加速して集団に追いつこうとしました。

まずはホッブスコーナー!
ヒロミネさんの斜め後ろからコーナーに侵入、するとコーナーのど真ん中で落車した選手がいました。
落車した選手をやりすごして、下りでスピードに乗せて次はレッドマンコーナー!!
今度はコーナーイン側のグラベルに落車した選手・・・

おかしい・・・落車が多すぎる!!

そう思いながらオルトレをバンクさせてレッドマンコーナーを駆け抜けている時にそれは起こりました。

ガガッ! ガガガガッ!!

なんといきなりリヤタイヤがスライド!
一度、体勢を立て直して再びオルトレをバンクさせると再び大きくスライド!!
スピードが高すぎたわけでもないのになんで!?
落車への恐怖心が一気に僕を襲い掛かってきました。

「落車したら明日の仕事がぁ~!!」

スライド中に僕の頭をよぎったのは、絶対に穴を開けることが許されない翌日の仕事のことでした。

「うぉ~! 怖ぇ~っ!!」

その様子を後方から見ていたヒロミネさんが声をあげました。

「ヒロミネさん、俺、もう辞めるわ~!!」

あまりの恐怖に僕は戦意喪失。
ヒロミネさんにDNFの意思を伝えて先頭集団を追いかけるのをやめ、
以降、コースの左端をこれでもかというくらいゆっくり走りピットレーンへと向かいました。
ゆっくり走り始めて初めて気がついたのですが、雨が降ってきていました。
実は雨の降り始めのサーキットの路面は、滲んだオイルが浮いてきてメチャクチャ危険なんです。
落車が大量発生しだしたのも、僕のテールスライドの原因も、浮いてきたオイルに乗ったことが原因なんでしょう。

ピットレーンまで戻ってくると、運悪くちょうど2時間の部のレースが終わる頃だったので、
ピットが封鎖されており10分以上待たされて体が冷えました。
もう一周してこればよかったのでしょうけれど、僕はもう怖くてこれ以上は絶対に走りたくなくなっていました。
オイルはどこに浮いているか目視できません。
滑るか滑らないかは運任せの路面状況・・・そんなの絶対に走りたくありません!

そしてピット封鎖解除と共にピットイン。
オルトレをバイクスタンドにかけて、僕のレースは終わりました・・・
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暫くすると、ぴよぴよさんもピットに戻ってきました。
落車が大量発生しているのを見てコース脇でタイヤの空気圧を抜いてグリップを稼ごうとしたらしいのですが、
空気を抜きすぎてしまったらしく、入れなおすためにピットイン。
帰ってきたピットで見たものはまだ走っているはずのオルトレ(笑)
それで僕がDNFを選択したことに気付き、やはり戦意喪失してしまいDNF。
なんかすんません・・・

「いや~、住友さんのお陰でやめる口実ができたよ~。」

その言葉を聞いて、ぴよぴよさんとガッチリ握手をしたのはここだけの秘密です(笑)

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その後はまだ走り続けている仲間たちを応援。
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トミーさん、konoさんもタイヤが滑ったそうですが、無事に3時間を完走です。
このコンディションの中、お見事!
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5時間の部、モーニングさんはおにぎりを食べながら爆走!
上の写真、右手におにぎりが!!(笑)
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5時間にエントリーした自分を呪いながら走るボーンズさん。
しかし最後まで気迫溢れる走りでした!
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そして2人とも5時間を無事に完走♪
開放感と達成感に笑顔が弾けていました。
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「あれ? ぴよぴよさんなんでもう着替えているの?」

そこには触れるな!(笑)


とまあこんな感じで、僕は不完全燃焼でした。
またサーキットを走っている最中に雨が降ってきたら、迷わずDNFを選択することでしょう。
雨のサーキットでのレースは、公道よりも怖い!
そんな教訓を得て、2014年最後のイベントはちょっぴり寂しい結末となったのでした。

以上、業務報告終了!

<走行データ>
走行時間 2:03:35
走行距離 76.82 km
獲得標高 837 m
平均速度 37.3 km/h
最高速度 63.7 km/h
平均cad 88 rpm
平均心拍 159 bpm
最大心拍 182 bpm
消費カロリー 1,124 C

最後まで読んでいただきありがとうございます。
やっとこさ昨年の出来事を書き終えました~♪
世間様から遅れること半月、『住友輪業の業務日報』はようやく2015年を迎えます!

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by rynx04 | 2015-01-17 00:22 | レース・イベント
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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