今年はやってみたかったSHOROsと臨時漕会の合同ライドを成し遂げることができました。
そして今年最後のSHOROsのライドにも参加してまいりました。
KTMさん主催の"SHOROs大忘走会"です。
写真のとおり、参加人数がえらいことに・・・
たぶん40~50人はいたのではないかと思います。
主催者であるKTMさんも正確な人数を把握してなかったのかも(笑)
そして僕は今回のライドにおいて、とある点に注目していました。
「この大人数をKTMさんがどのようにしてまとめるのか?」
思い出すのは、今年の7月末のビワイチ・・・
僕が主催者兼コースディレクターとして企画したライドに11名が集まり、
参加者のほとんどがコースを知らない状況にいっぱいいっぱいな感じになってしまいました。
正直、まとめ役としての自分の限界を感じたライドになってしまったのです。
あのビワイチは僕の中では課題が残った苦い思い出のライド・・・
大忘走会には西は兵庫(僕ですw)、北は福井、東は静岡と、今回走るルートはおろか
全く土地勘のないメンバーが多数います。
なにより50人近い人数という、ライド主催者ならばごめんなさいしたくなる嬉しくも絶望的な状況・・・
さて、僕は課題を克服するヒントを"大忘走会"にて発見することができるのでしょうか?
12月6日の業務日報・1ページ目
自転車乗りの朝は早い・・・(=_=)
嘘みたいだだろ・・・寝坊しているんだぜ、これで。
スマホのアラームに気が付いたのは、セットしていたはずの時間の30分後でした\(^o^)/
幸い、ウェアなどは全部まとめて用意していたので、自分でもびっくりするくらいに速く動いて
車に積み込むものを積み込んだら速攻で出発!!
ノンストップで目指すは知多半島の付け根、常滑市の新舞子。
おかげで集合場所につくまで朝飯抜きになってしまいました(;´д`)トホホ
7時半ごろ・・・集合場所の新舞子マリンパーク駐車場にはすでに大勢のローディの姿が・・・
「1時間前集合に決まっているでしょうが!」
と、集合時間を7時と勘違いしてたダイズさんが申しておりましたことを報告いたします(笑)
それにしてもやはり人数が多い!
KTMさんをはじめとするブロガー陣の過去記事を見て、大規模なライドになることは解っていましたが、
やはりその場にいると、それがどれだけ異常なことかを身をもって感じることができます。
そして人数の多さはそれだけ多様な人が集まるということにつながります。
年齢は下は中学生から還暦近い方まで・・・女性の姿もあります。
もちろん参加者の走力差もまちまち。。。ってこれ、詰んでないかい?
僕が主催者だったら・・・逃げちゃうかも(笑)
今回のメンバーをどうやってまとめたらいいのか、見当もつきません。
そしてライド開始の8時になりました。
駐車場から少し場所を移して広場的なところで集合・・・
まずはKTMさんが挨拶をして、ブリーフィングが始まったのですがこれが僕にとっては予想外の内容でした。
細かいことにはあんまり触れず、適当に列車を分割して走るようにと簡単な注意事項のみを説明。
そして最重要事項として言われたことは以下の通り。
1.師崎まで無事にたどり着くこと。
2.新舞子まで無事に戻ってくること。
おしまい\(^o^)/
マジで!? これでええんやろか?
そして集合写真を撮影をしてひとこと。
「じゃあ速い人のグループから適当に出発してって~」
正直、大人数でのライドのブリーフィングとしては拍子抜けといった感じでした。
僕は道が分からないので、促されるままshigaさんが牽く先頭グループでスタートを切りましたが、
後方のグループは大丈夫でしょうか?
そんな不安をよそに、先頭グループは高速巡航を続けて走り続けます。
そして15kmちょっと走ったところで列車は停止。
ここで一度、後続と合流する様です。
第二グループ、第三グループと、次々とメンバーが到着しますが・・・
もちろん最後尾のグループはまだまだ来そうにありません。
その間、早く着いたメンバーはだべりんぐタイムです。
なるほど・・・こうやってSHOROsの長~い休憩時間という文化が育まれていったのかも(笑)
そしてそれぞれのグループをよく見ると、必ずSHOROsのメンバーが入っているんですよね。
最後尾を守るメンバーには「シンガリーズ」という栄誉ある名前がついているとか。
ライド前に見た感じでは、KTMさんからSHOROsの方々に具体的な指示が飛んでいたとは思えないのですが、
自然となるべくしてそうなっているという印象を受けました。
言葉が飛ばなくてもそうなると、KTMさんがメンバーを信頼しているからこそなのかもしれません。
これは僕にとっては目から鱗でした。
僕がライドの主催者になっているときは、多くの物事をしょい込みすぎているのかもしれません。
でも、改めて考えてみると、ライドの参加者は基本的にそれぞれが自立した一人前のローディです。
それぞれが自分なりに経験した事柄から考え、判断する能力を持っています。
だから主催者が一から十まで細々と注意事項を並べたり、全員の面倒を見ようと気負わなくてもいいはずなんです。
自分が主宰するライドだからこそ、みんなが安全に楽しめるいいライドにしたいという思いは大切ですが、
それが過ぎると、メンバーの自立性や自主性を犠牲にしかねません。
そんなライドは堅苦しくって参加するのをためらう人もいるかもしれません。
現に、今回の大忘走会は様々な走力の人が参加されていました。
いろんな人を受け入れてくれる、敷居が低く懐の深い、とてもいいライドだと思います。
そして、途中ではぐれた人もいましたが、最終的には全員無事故でライドを終えることができていました。
終始、高速列車を形成しハイアベレージで駆け抜けるようなライドであればともかく、
ファンライド的な要素が強いライドであれば、このくらい緩い方がむしろ良さそうですね。
もっと参加メンバーを信頼して、
それぞれの自律性・自主性に任せたライドをやってみよう!
これが僕が今回、"大忘走会"にて得たヒント。
さて来年、僕が主催するライドにどんな変化をもたらしてくれるでしょうか?
実は僕も来年の2月に、西播磨において30人くらいの参加人数を見越したライドを主催します。
やはりとても大きな不安があったのですが、その日が来る前に今回のライドに参加してよかったです。
ということで、2月は僕も肩の力を抜いて主催者を務めます。
投げれるところは地元参加組にどんどん投げますのでよろしく~(笑)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次も"大忘走会"についての投稿が続きます。
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