えー、機材スキーのみなさまお待たせしました。
今夜はやっと前々回の記事の続きを書きたいと思います。
えーと・・・そうそうこれやったっけ?
このホイールはJR姫路駅に実在する(バイソンさん情報)流行の最先端であるワイドリムを先取りした古典的なこんぷれっしょんほいーるで・・・
えっ!? なに? これじゃないって???
あー、こっちっすか。。。
これねぇ・・・あんまりオススメできんのですよ。。。
ナニがすぐにどっかに行ってしまうもんでして・・・
続・みんな大好き輪っかの話
ドーンッ!!
買っちまいましたよ1月に!
CORIMA WINIUM+ MCC
24mmハイトのカーボン製のワイドリムに、たった12本で構成されるカーボンスポークとカーボンハブを接着。
そして出来上がったのは、究極のヒルクライム向け飛び道具。
これを購入した時は、伊吹山HCまでしっかり追い込んでいい結果を追い求める気満々だったんですよ。
候補としてはCORIMA 32mm+ MCCや、前後セットで700g台のAX-Lightness U24Tがあったのですが、
前者は前後セット1kgオーバーで没、後者はやはり見た目のインパクトが欲しくて没となりました。
あと話の流れでライトウェイトも勧められましたが、いいホイールに決まっているので面白みがないと却下(笑)
飛び道具なんだし、ぶっ飛んでいないとね☆
そして肝心の伊吹山HCはいろいろあってDNSしました\(^o^)/
飛び道具だけが手元に残ったぜ☆
なのでこのホイールの性能が最も生かせる長い本格的ヒルクライムではまだ試せていません(´・ω・`)
もったいないね・・・
しかし、いつものトレーニングコース(平坦のみ)で試したのと・・・
2月初旬の"東播磨グルメライド & ミステリーサイクルツアー"で密かに履いていたり・・・
あ、ちなみに上の写真ではダイズさんとONIさんはホイールを隠しています(笑)
この時点でこのホイールの存在は秘密だったので・・・
3月の"tour de awaji 2016 1st stage"でも履いていました。
それらの経験を踏まえて、インプレを書いてみたいと思います。
まず走り出す前の印象ですが・・・
軽い。。。
何を今さら、当たり前やん!!なのですが、実際に持ってみると笑ってしまいます。
カタログでの重量がフロント410g、リア570g・・・
前後で1kg切りです!さらにタイヤは超軽量チューブラータイヤ、Veloflex Recordを・・・
ちなみにこのタイヤ、購入したお店でサービスでつけてもらいました♪
「タイヤサービスしとくよ。」って言われて、Recordつけたいのに重いのつけられたら嫌だなって思ってたら、
「このホイールならこれつけるしかないでしょ!」って分かってるぅ!!
えーと、話を戻します。
Recordが190g、チューブラーテープが1本あたり20g弱なので、えーとですね・・・
前後トータルで約1400g Σ(・ω・ノ)ノ!
分かりやすく言うと、タイヤ付きでシマノ・デュラエースC24クリンチャー(ホイールのみ)よりちょっと重いくらい。
軽すぎてヤバいです♪
ちなみに軽すぎて85kg(ロードバイク込み)の重量制限があります。
では走ってみてどうか・・・
最も気になる上りの性能ですが、このホイールの凄さは"tour de awaji"の時の水仙峡でのデータが物語っています。
この時は伊吹山HCを意識して、FTP辺りの出力をキープして一定ペースで上っていました。
区間平均出力が281WでFTPとほぼ一致する値、区間平均心拍数が168bpmと狙い通りの数字で5:01のタイム。
一方で、ユーラスを履かせて4:59とほぼ同じタイムで上った時のデータはというと、
区間平均出力が291W、区間平均心拍数が173bpmとほんの少し無理をしている感じに・・・
まあ出力差10W、心拍数差5bpmと、数字にしてみるとわずかな様に感じるかもしれませんが、
パワトレをしている人ならばこの差が大きいと分かっていただけるはずです。
そして1.2kmで平均勾配が8%の水仙峡でこの差ということは、
本格的ヒルクライムになれば大きなアドバンテージになることは間違いありません。
続いて平坦巡航性能について・・・
リムが軽いホイールと聞けば、慣性力が少なくなるので失速しやすく巡航性能が低そうに思うかもしれません。
しかしこのホイールは、意外と平坦巡航も得意なんです。
その要因となっているのは、他のホイールよりも極端に少ないスポーク数にあると思います。
スポークが多ければそれだけ空気をかき乱す回数が多くなり、空気抵抗が増えるのですが、
ここまでスポーク数が少ないホイールとなると明らかに風の抜けがよく、高い巡航速度を維持できます。
ちなみに20kmほどで平坦路のみのトレーニングコースで最高Ave.をたたき出したのはこのホイールで、
追い風に背中を押された往路の10kmはAve.40km/h、向かい風の復路もAve.35km/hオーバーで、
往復でAve.38km/hジャストでした。
往路でのハイアベレージにテンションが上がって、復路でガシガシ踏んだということもあるのでしょうが、
復路の斜め前からの向かい風がしんどいなりにもいつも以上に頑張り切れた印象でした。
リムハイトが低いこともあって、風の影響を受けにくい印象です。
そしてこのホイールは独特の音がします。
20km/hくらいで走っていても音がするので、風切り音ではなくカーボンスポークがたわんでいる音だと思うのですが、
めっちゃやる気がでる音ですよ♪
加速性能については、初速からの加速はリムの軽さであっと言う間に巡航速度に到達する感じです。
しかし巡航からさらにトルクを掛けて加速する際には、レーシングスピードXLRやユーラスに比べると
若干遅れて加速する印象があります。
このあたりは同じCORIMAのMCCシリーズでも、リムハイトが高いものになると違う印象を受けるかもしれません。
しかしこれはリムの軽さ(ヒルクライムの楽さ)とのトレードオフかな?
MCCシリーズのリムハイトが低いモデルは一定ペースでトルクの変動を抑えて走らせる方が速いと思います。
弱点としては、ブレーキの利きが甘めです。
CORIMA純正のコルクシューとの組み合わせでは、危ないほどではないけれどもうちょい利いて欲しいですね。
ロックしにくく握った分だけ制動力が立ち上がるので、コントロール性は最高なんですけどねー・・・
列車走行や集団に入って走るときは、目の前で何かあった時に対応できるよう、
カンパ純正のシューを使うようにします。(保証が効かないけれど、でもケガするよりはマシ!)
あと決定的なのは、構造上フレとりができないこと、フリーやベアリングを除くパーツ(リム・スポーク・ハブボディ)が
壊れてしまったら、ホイールごとの交換になってしまうことですね。。。
見た目が華奢な割には十分に普段使いできそうなのですが、
破損が怖いのでとてもじゃないけれど普段使いはできません。
ちなみにですね・・・
僕のんはすでに
"COR MA"になっちゃいました( ノД`)シクシク…
愛が足りないよぅ(´;ω;`)
でもええねん、潰すまで使うからええねん( ;∀;)
見かけてもバッタモンとか言わんでください。。。
以上、続・みんな大好きホイールの話、完了!
伊吹山で試せないのなら岡山国際サーキットで試せばいいじゃない!
ということで、今回のエンデューロで晴れたらCORIMAを使う気で持っていきました。
そんな"晴れの国おかやま7hエンデューロ"のお話は次回からスタートします。
記事がたまっているので巻き進行で参りますよ~!!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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