ひとつ前の記事で触れた様に、どれだけ注意を払っていても事故に巻き込まれる危険はあるわけですから。
しかし"百戰不殆"とはいかずとも、限りなく近づけることはできる!!
ということで、ロードバイクに乗るのであれば、"知彼知己"な状態を目指しましょう٩( 'ω' )و
(完)
って、これだけで終われるかーい!!
"知彼知己"
僕が思うに、ロードバイクに当てはめると、"彼"は走るコースやそれを取り巻く環境のこと。
より具体的に書くと、距離・獲得標高・最大勾配などのコースプロフィールにはじまり、
道幅・カーブのきつさ・路面の荒れ具合・交通量・気象条件・時間帯(明るさ)などなど・・・
まずはそれを知りましょう!
それが"知彼"ということです。
これについては特に難しいことではありません。
コースプロフィールについてはルートラボでルートを引けばだいたい把握できますし、
気象は天気予報で、走る時間帯は自分で選べばOK!
唯一、道幅や路面の荒れ具合については実際走ってみないと分かりませんが、
まあそれは実際に自分の目で見ろや!って話です(笑)
僕が難しいと感じるのは"知己"の方ですね。
己を知る。
ロードバイクでいうと分かりやすいところでは自分自身の走力ですね。
さらに健康状態・疲労度まで話は及ぶと思います。
それではみなさん、ここで質問!!
自身の走力や健康状態、疲労度について、
どこまで知っていますか?
まあ走力に関しては、分かりやすいところだとパワーメーターのデータを引っ張り出して来ればいいでしょう。
最長ライド距離を出すのもいいかもしれませんし、平坦路の巡行速度も目安になるでしょう。
自分自身の走力はローディさんであればほぼ全員が興味のあることなので問題ないんです。
あー、でも走力で気になることもあるかな?
ちょっと話がそれますが、グループライドの機会が多い人は要注意かも。
自分自身より走力のある人に引っ張って行ってもらったライドを自分自身の走力で成し遂げたと思わないこと!
ロードバイクはドラフティングと言う超ラクチンな技がありますし、
超重要なペースコントロールも自分でできているとは言えないのではないでしょうか?
ここでいう走力はあくまでソロでのハナシです。
この部分をなぁなぁにしていると自分自身の走力を勘違いして、いつかシッペ返し食らいますよ!
ソロライドで自分がどれだけやれるか?
それを知っておくこと。
これはめっちゃ重要です!!
んで、話を戻してっと♪
自身の走力を知っているローディさんは多いのですが、健康状態、疲労度については知っていますか?
・・・という話。
数字ってやつは本当に便利なもので、容赦なく客観的事実を突きつけてくれるのですが、
健康状態や疲労って健康診断でも受けない限りは全部数値化しにくいことなんです。
つまりこれらのことは客観的に見えにくい!
人間は意識していないとラクな方に流されやすいですから、見えにくいものよりは見えやすいものを見ます。
なのでしっかりと意識していないと、自分の健康状態や疲労はわかっていないケースが多いんです。
あと多いのが見て見ぬふりをするパターン。
「なんとなーく調子悪い感じやけど、まぁ大丈夫やろー」
「疲れがたまっているけど最近乗れていないし乗っとくか!」
うわぁ・・・
自分で書いてて心当たりがありすぎるわぁ(;'∀')
実際に僕もライド中に身体に異変を感じて脚を止めたり、引き返したりなんてこともありましたが、
そういう時は本来であればライドに出かけてはいけない日なんですよね。。。
でもやっぱりロードバイクに乗ることはめちゃくちゃ楽しいことなので、
よほど意識していない限りは、自分自身でブレーキを掛けられないんです。
というより、事前に調子が悪いと気づけないのでブレーキをかける必要性を感じないことの方が多いんです。
で、気づかないうちに体調不良による注意力・判断力の低下から落車してしまって・・・
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
あとは僕が見聞きした落車の中では、睡眠不足からの注意力の低下が招いたものが割と多いです。
落車した後になって、後から考えてみたら睡眠が足りていなかったかも・・・
と、振り返るケースが本当に多いような気がします。
どっかに"自転車乗りの朝は早い・・・"なーんて連発してるローディがいると思いますが、
ちゃんと睡眠時間は確保して、健康管理をして疲れを抜いたうえでライドを楽しみましょうね!!
うーん、うまくまとまらないんですけど、今夜はこの辺で時間切れorz
まあ言いたいことは、これから走るコースや気象などの条件と、
そして特に自分自身の状態をしっかり熟知したうえでライドに臨みましょうということです。
知彼知己、百戰不殆。
今回の記事、自分で書いててなんですが・・・
刺さるわぁ・・・