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2013年 11月 26日 ( 1 )

アワイチを舞台に手持ちのホイールのインプレをしてみる。

使用機材についての報告書

今回は1号機、ビアンキ・オルトレに履かせているホイールのインプレを書いてみます。

インプレといっても、所詮素人によるものなので参考にはならないかもしれませんが、
持っているホイール(特に世間でウワサ?ののむラボホイール)の印象について、
聞かれる機会が多いので自分なりに頑張って書いてみます。
読む前に、「のむラボホイールって何ぞや?」っていう方はコチラを見てからの方がよいかも・・・


インプレ対象はカンパニョーロ・ユーラス、同・バレットウルトラ、のむラボホイール2号の3本。
基本的にアワイチでハイアベレージを狙って走ったときの印象を基に、評価をつけてみます。


まずはカタログ重量、リムハイト、使用タイヤとチューブ、空気圧を表記。
加速/平地巡航/ヒルクライム/ブレーキング/コーナリングの5項目を
主にアワイチでハイアベレージを狙って走ったときの印象を基に、5つ星で評価をつけます。
最後にアワイチ以外での使用感を含めた個人的な総評を書きます。

尚、参考までに、乗り手は身長175cm・体重58kgのクライマー体型、常用ケイデンスは95~110rpmです。
それではインプレ開始。


カンパニョーロ ユーラス2way-fit 2012
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【重量】F:643g、R:857g、計1,500g

【リムハイト】F:26mm、R:30mm

【タイヤ&チューブ】Massa T2301 700×23c + パナレーサーR-Air(前後とも6.0気圧)

【加速】★★★★★
漕ぎ出しからは軽々と巡航スピードまで乗せることができます。
圧巻なのは巡航スピードから上の領域での加速の気持ちよさ。
普段アワイチをしているときは、巡航スピードからさらに加速して遊ぶといったことはしないのですが、
ついついケイデンス120rpmオーバーで回して50km/hオーバーまでスパーン!!と加速させてしまうことも・・・
(もちろん長持ちせず、しかもその後にそれなりの代償を払うことになりますが・・・)
その楽しさに、星5つです。

【平地巡航】★★★☆☆
アワイチでは無風状態での平地巡航スピードが、だいたい37km/h辺りとなります。
東浦を走っているときは問題なく維持できるのですが、西浦では34~37km/hを行ったり来たりとなってしまいます。
剛性が高いホイールなので、後半は脚に来てちょっとしんどいかも・・・
よって星3つです。

【ヒルクライム】★★★★☆
個人的に一番しんどいと思っている灘大川の激坂でも34×23tで上れます。
シッティングでも上っても不満はないのですが、ダンシングでバイクを振ったときにリズムが取りやすく、
グングンと楽しく上れます。
もちろん全く不満はないのですが、あとでさらに上を行くホイールが登場するので星4つです。

【ブレーキング】★★★★★
変なクセもなく自分が狙ったとおりの減速ができます。
コントロール性が○で星5つ。

【コーナリング】★★★★☆
こちらも変なクセはありません。
ただクリンチャーよりはチューブラータイヤの方が感触がよいので星4つ。

【個人的な総評】
コースを選ばない超優等生ホイール。
ツーリングに行くときは迷ったらユーラス、初めてのコースでも天気が微妙でもユーラスを選ぶようにしています。

最大の長所はその剛性の高さ。
僕くらいの脚力ではメガG3化されたゾンダくらいの剛性がベストマッチのような気がしますが、
後先考えずに高ケイデンスでまわしたときの加速感が病み付きになってしまい、手放せなくなりました。
無人島に1セットだけ持って行くなら絶対にユーラスです。
ダンシングのときにリズムがつかみやすくバイクを振りやすい点も○です。

そしてその剛成の高さは短所でもあります。
仲間と走るツーリングなら問題ありませんが、ソロでのロングファストランの後半では確実に脚に来ます。
ハイアベレージでアワイチを走ってもトリガタワを走っても、だいたい100kmを超えたあたりから
それまでのペースを維持するので精一杯になってきます。

乗り心地が硬いなんて意見もあるようですが、チューブレスタイヤを履かせて低い空気圧で乗れば問題無しです。
僕も当初はチューブレスタイヤを履かせていましたが、耐パンク性の高いタイヤ、Massa T2301に出会ってから、
クリンチャーなのに空気圧6.0気圧で乗るようになり(三船雅彦さんのアドバイスに従ってのことです)、
いざパンクしたときに面倒なチューブレスタイヤはお蔵入りとなりました。
ちなみにこの低い空気圧でもリム打ちパンクしたことがありません。(バルブ周りでのパンクが1度だけです。)

見た目は一番好みかも。
太いアルミスポークとG3パターンは、どんなバイクにもマッチしそうですね。



カンパニョーロ バレットウルトラcult 2013
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【重量】F:727g、R:863g、計1,590g

【リムハイト】F:50mm、R:50mm

【タイヤ&チューブ】MassaT2301 700×23c + パナレーサーR-Air(前後とも6.0気圧)

【加速】★★★★☆
アルミとカーボンでできた複合リムを採用したホイールは、漕ぎ出しの加速がもっさりとする印象がありますが、
バレットウルトラに関しては当てはまりません。
ユーラスと比べてしまうと当然もっさりですが、ゾンダと比べるとむしろバレットウルトラのほうが加速がよい印象です。
全く不満無しなので星4つ。

【平地巡航】★★★★★
アワイチではユーラスと巡航スピードこそ変わらないものの、めちゃくちゃ楽です。
残り10kmを切ってからラストスパートをかけられるだけの脚を残すことができました。
スピードは変わらないけれど、そのスピードをより楽に維持し続けられるホイールです。
直進安定性も高く、文句なしの星5つ。

【ヒルクライム】
灘大川の激坂でこそ34×23tでケイデンスが落ちきって、ゆっくりダンシングで上る感じでしたが、
上りで足を引っ張り、アベレージが大幅に落ちてしまう様な感じではないです。
意外にもこのディープリムは普通に上れます。
メガG3化されたゾンダよりよく上る印象です。
しかし、あくまでも上りが得意と言うわけではないので星3つ。

【ブレーキング】★★★★★
アルミリムなので雨天でも問題なし!
星5つ。

【コーナリング】★★☆☆☆
僕のコーナリングがヘタクソな所為もあるのですが、コーナーのターンインから脱出まで終始外に膨らもうとする印象。
特にコーナー脱出時に漕ぎを入れると、バイクが起き上がろうとしてしまいアウトに膨らんでいくことが多いです。
全てがこのホイールのせいだとは思わないけれど・・・星2つです。

【個人的な総評】
獲得標高の少ないロングライドはおまかせ!
150kmオーバーで獲得標高1,000m以内なら絶対バレットウルトラです。

長所はなんといっても平地巡航が楽ってことですね。
ユーラスを履かせてハイアベレージでアワイチすると、走り終わったときにおケツが4つに割れそうになるのですが、
バレットウルトラでは「あと1周できるかも・・・」なんて思ってしまうほど、体へのダメージ・疲労感共に少なかったんです。
翌日が仕事の日にロングライドするときなんかにもいいかも。
また、使う前は平地番長的なイメージを持っていましたが、意外と上りもいけます。
平地巡航に特化したオールラウンダーです。
このくらいのリムハイトになると横風が気になりますが、暴風や突風でない限りは神経質にならなくても良いです。

短所はコーナリングにくせがあること。
これはコーナリングがヘタクソな僕のせいでもあるんですが、ユーラスでは全く気にせず抜けられるコーナーで、
怖い思いをしたことがあったので、ちょっと信頼しきれないかな・・・っていう感じです。
あと、鉄球ベアリングと比べて1/9ほどの回転抵抗を謳っているcultベアリングの性能は、全く体感できませんでした。
試してみたくてcult仕様を選びましたが、大絶賛後悔中・・・

見た目はあんまり好きじゃないかな・・・
2号機のレモン・アリヴェには合うんだけど、オルトレにはボーラとかレーシングスピードの方が似合いそう。
あとやる気のないデザインに定評のあるステッカーは速攻で剥がされてゴミ箱行きとなりました。



のむラボホイール2号
(フロント18H反ヌポークラジアル組・リヤ24H半コンペヨンロク組結線有り仕様)

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【重量】F:523g、R:759g、合計1,282g

【リムハイト】F:38mm、R:38mm

【タイヤ】ビットリア コルサEvo CX2 28-21(前後共に7.0気圧)

【加速】★★★★★
気がつけば巡航スピード。
ユーラスとはまた感触が違います。
リムが軽いことで、スーっとスピードに乗っていく印象です。
ユーラスの方が楽しく、のむラボの方が早くスピードに乗れるって言えばいいのかな・・・
兎に角軽い印象で星5つです。

【巡航性能】★★★★☆
先日アワイチを走った時は、後半が暴風でインプレどころではなくなったのでなんともいえませんが、
少なくとも、最初の水仙峡の上り手前までの平地巡航区間ではもっとも速かったホイールです。
風さえなければおそらく後半も同じ調子でいけたのではないかな~・・・と思うので星5つにしたいところですが、
バレットウルトラやユーラスに比べると、直進安定性は低い印象を受けました。
これはリムが軽いので仕方がない・・・星4つです。

【ヒルクライム】★★★★★
ただひとこと・・・極上です!!
普段は水仙峡の上りでは34×23tをシッティングでまわして、疲れる前にダンシングに切り替えって感じで上るのですが、
のむラボ2号では気が付けば34×19tで上らされていました・・・
「もうあかん、ギヤないわ~」と思ってスプロケを見てみたら、あと2枚も残ってました
恐るべし!
この時は34×21tに落として、いつもより速いスピードなのに心拍数は5拍ほど低く上ることができました。
タイヤ周長が700×23cより10mmほど短いことを差し引いても、圧倒的に軽い!
もちろん星5つでございます。

【ブレーキング】★★★☆☆
ブレーキシューはカンパニョーロのカーボン用を使っての評価です。
ドライコンディションでは問題ありませんが、ウェットでは効きが足りません。
ウェットコンディションでは抑えて走るので、危険を感じるほどではないのですが、
やはり咄嗟に危険を避けるにはもう少し制動力がほしいなぁ。
カーボンリムだから仕方がないね・・・星3つです。

【コーナリング】★★★★★
これはホイールうんぬんというよりタイヤの差ですね。
チューブラータイヤの方が、路面状況が分かりやすい気がします。
コーナリング中はチキンと化す僕にとって、路面のインフォメーションが高いのはとってもありがたいことなのです。
最初にも書きましたが、やっぱりタイヤの差やん!・・・星5つです。

【個人的な総評】
8%以上の勾配ならブッチギリで速い!
ヒルクライム用ホイールの位置づけで購入しましたが、その期待を裏切らないホイールです。
しかも平地でも速く走れるので、オールラウンダーとしても通用します。
いや、通用するどころではなくて、ひょっとしたら平地巡航でも一番速く走れているかも・・・

長所はリムの軽さから来る加速のよさとヒルクライムでより高いスピードを維持できること。
ユーラスほどのシャッキリ感はないのですが、このホイールもかなり剛性が高く、撓みやよれは感じません。
ヒルクライムではダンシングを多用するよりも、シッティングで淡々と上る走り方が向いているかも。
ダンシングではユーラスほどリズムに乗れる感じはありませんでした。
それでも上りは圧倒的なパフォーマンス。
アワイチ後半で脚が残せるかは暴風のため試せていませんが、いつもなら脚が攣る前兆を見せ始める
ホテルニュー淡路の上り手前でも、まったくそのような予兆もなく走り続けることができました。
これはいつもより坂で楽に走れた影響もあるのでしょうが、いずれにせよユーラスよりも後半に脚を残せそうです。

短所は雨の中のブレーキの効きくらいのものです。
六甲山の下りでは、リムが触れられなくなるほど熱くなりましたが、リムが変形するなんてことはなく、
熱に対する耐久性は充分にあります。
たぶん普段使いしても全く問題ないホイールだと思います。
このホイールが今でも10万円でお釣りがくる価格で買えるなんて信じられません。
(納期はかなりきびしいようですが・・・)

見た目は怪しさ満点。
マニアックな機材好きにはたまらん要素がてんこ盛りです。
結線の半田処理もキレイな仕上げで気に入っています。



以上、参考にならなさそうなインプレ文章を書くのはおしまい。
ふぅ~、疲れた・・・
こうやって書くと、3本が3本ともオールラウンダーなホイールなんですよね。
僕は何かを捨てて、その代わりに何か突出した性能があるホイールは好きではないのかもしれません。

では最後にこの3本のホイールを、僕はどうやって使い分けているかを書きます。

楽しく走りたいときはユーラス。

楽に走りたいときはバレットウルトラ。

速く走りたいときはのむラボ2号。

あれ・・・?
頑張って書いた長~いインプレ文章よりもこの3行の方が端的で分かりやすいかも・・・


以上、使用機材についての報告終了!!


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by rynx04 | 2013-11-26 00:08 | 機材の話
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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