住友輪業の業務日報

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2013年 12月 01日 ( 1 )

走る楽しみを教えてくれた928carbon-L

過去の使用機材についての報告書

今回はビアンキ・928carbon-Lを購入したあとの話。
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僕はカンパニョーロのコンポーネントとホイールに惹かれてビアンキを購入しました。
そのビアンキに装着されているコンポーネントですが、変わった特徴がありました。
前後ディレーラーにヴェローチェ、エルゴパワー(シマノでいうところのSTIレバー)にケンタウル、
ブレーキキャリパーにコーラス、クランクとBBはレコードが使われていました。
これでもかというくらいに見事にグレードがバラバラだったんです・・・
普通は統一されていますよね。

まず購入する際に、僕が目をつけたのはブレーキキャリパーとクランクに良いグレードのものが使われていることでした。
ブレーキは安全に関する最重要パーツですよね。
ここに上位のグレードであるコーラスがおごられているということは、ツボを押さえているということだと考えたんです。
そしてクランク。
クランクは面積が大きいですから、自転車にとって顔のようなパーツだと思うんですよね。
そこにコーラスより上位グレードのレコードを使っているということは、文句なしにカッコイイんです。
もちろん機能面でも、ペダリングパワーを逃さない充分な剛性があります。
これらの2つのパーツは大きな購入動機となりました。

で、残りのディレーラーとエルゴパワーはどちらかというと低いグレードのものです。
当初は「コンポの色をシルバーに統一するための選択なのかな・・・」なんて思っていたのですが、
これにも別に理由があるんじゃないかと、後々になって気がつきました。

カンパの変速機能に「ウルトラシフト」と呼ばれているものがあります。
シマノの変速は、ギヤを1段ずつしか上げられませんが、この「ウルトラシフト」が採用されたカンパの変速は、
ギヤを一気に6段上げることができます。
これはフロントをアウターからインナーに落としたときなどに重宝する機能です。
そしてこのビアンキのケンタウルグレードのエルゴパワーは「ウルトラシフト」採用の、最下位グレードなんです。

ディレーラーは下位グレードのヴェローチェです。
しかしカンパニョーロというメーカーは、グレードによって変速性能に大きな差をつけていないんですよね。
カンパは性能はそのままに、上位グレードになるとパーツの材質をより軽いものに変えて、軽量に作るメーカーなんです。
だから重量に目をつむれば、ディレーラーは下位グレードのヴェローチェで充分だったんでしょう。

全部が全部、上位グレードのものを使えられればそれでよいのですが、実際にはそうではありませんよね。
このビアンキは重要な部分にはしっかりとお金をかけ、機能を犠牲にせずに出費を抑えられる部分は抑えている。
自分にいろんなパーツの知識が付いてゆくにつれ、だんだんとそう思うようになりました。

前にこのビアンキに乗っていた人はどんな人なんでしょうか・・・
もし上記の様に意図して選んだパーツなのであれば、相当マニアックな方でしょうね。


さて、それでは肝心のこのビアンキの走りですが、正直最初はなんだかもっさりしているなぁ・・・という印象でした。
もちろんこれまで乗っていたMTBよりは走りがだんぜん軽くて速かったのですが、こんなものなのかなぁ・・・と、
ちょっと不満がありました。
そこで乗り出してから一年ほど経ったころだったと思いますが、ホイールをシロッコG3からユーラスに変更し、
さらにチューブレスタイヤを履かせてみました。

すると走りが一変。
走りが軽く、なおかつ乗り心地もよく、快適に飛ばすのが楽しい1台に変貌しました。
このビアンキはかなりしなやかな部類のフレームだったのですが、硬いユーラスとの相性が良かったんでしょうね。
乗り出し1年目はたぶん月1回ほどしかまともに走ってなかったのですが、
ホイールを変えてからはほぼ毎週の様にこのビアンキで走るようになりました。

しかしそれも長くは続きませんでした。
乗り出して1年半ほど経ったころから、段差でもなんでもないところでもフレームから異音がするようになったんです。
「ペキッ」とか「ピシッ」とか、しょっちゅう鳴られては精神衛生上大変よろしくありません。
フレームがもう寿命を迎えつつあったんでしょう。

そろそろ乗り出し2年が見えてきた頃には、大きな負荷がかかるブレーキングや下りのコーナリングのときに
細かい振動が出て恐怖を感じるようになってきました。
ここで僕にとって初めてのロードバイク、ビアンキ・928carbon-Lの役目はおしまいにしました。
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前オーナーがこだわりぬいて選んだ(かもしれない)パーツは、現在の2号機、レモン・アリヴェに引き継がれ、
今でも使い続けています。
そして、僕に走る楽しみを教えてくれたビアンキ・928crabon-Lは部屋の片隅にぶら下げられて、
今でもロードバイク初心者だった頃のことを僕に思い出させてくれています。
コイツはたぶん僕の一生の宝物として、ずっと身近なところに飾っておくことになりそうです。


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by rynx04 | 2013-12-01 23:12 | 機材の話 | Comments(0)
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


by 住友輪業
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