住友輪業の業務日報

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2014年 11月 19日 ( 1 )

教え上手と教わり上手と。

10月27日の業務日報・3ページ目

落車を防ぐための簡単なコギコギレッスンを済ませ、いよいよ3人はトリガタワへと続く道を走り始めました。
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「いつものペースで先頭を走ってみて。」

コギコギさんはコージさんに先頭を走るように促しました。
コージさんはまだロードバイクに乗り始めて2ヶ月の初心者さん。
普通に考えると僕かコギコギさんが前を牽いて、コージさんが楽に走られるようにするのがセオリーなのですが、
そうしないのはコギコギさんなりの考えがあってのことでした。

コージさんは心拍計を持っていません。
つまり走るペースを自身の感覚で決めるしかなく、心拍数などの客観的な数字で見ることができません。
そこでコギコギさんはまず最初に、コージさんがいつものペースのときの自身の心拍数を把握しておいて、
その心拍数を目安にこの日のライドのペースをコントロールしようというのです。

数多くの初心者さんを見てきたコギコギさんのやり方。
僕もそのやり方をパクることにして、早速自分自身の心拍数をチェック(笑)
コージさんが平地を走る場合、僕が120bpm台後半の心拍で牽けばちょうどよいペースのようです。
この心拍数を守って牽けば、コージさんの脚が売り切れるってことはないはずです。
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僕が先頭でペースを作り始めると、コギコギさんがコージさんの近くに寄り添ってアドバイスを始めました。
どうやらコージさんはロングライドで膝の痛みが出やすいようです。
それに対してケイデンスやフォームについて、的確にアドバイスをするコギコギさんはやっぱり教え上手。
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なんということでしょう!
20kmほど走ったころには少しぎこちなく感じたコージさんのペダリングやフォーム・・・
それが教え上手な匠の手によって劇的に改善されていました(笑)


さて、トリガタワへの道程はまだまだ遠く、後に備えて早めの補給タイムに移りました。

「コージさん、乗り始めてからのライドで最長距離はどのくらい?」

  「140kmくらいッス!」

「えっ!マジで? じゃあ1ヶ月で何km走ったの!?」

  「1ヶ月目は1000km・・・2ヶ月目はヒルクライムメインで700kmほどッス!」

なんということでしょう!(°Д°;

恥ずかしながらワタクシ、1ヶ月に1000kmも走ったことがございません(lll´Д`)
いつも割と平地メインで700kmほどッス!(`ー´) ドヤッ!

コージさんはなかなか・・・いや、かなり恐るべき初心者のようです(汗)
しかもクライマー体型・・・
これはそう遠くない将来に、ヒルクライムでブチ抜かれる日が来るに違いありません。
しかも教えてもらったことを、まるでスポンジが水を吸うかのようにものすごい勢いで吸収してしまう・・・
アカン・・・コイツは楽しみな逸材や♪(☆∇☆)

ということで僕も色々と教えることにしました。
とはいってもコギコギさんのお手伝い程度にですが・・・
ふむ、コージさんは平地が苦手なのね・・・ならばっ!

「コージさん、ドラフティングって分かる?」

  「分からないッス!」

「ロードバイクで平地を走るときは空気抵抗との戦いになる。
 でも前を走る人の陰に隠れるように走れば空気抵抗が減らせて、
 自分の力以上のスピードで走ることができる。
 そのためのテクニックをドラフティングって言うんだけど、やってみよう♪」


まずは僕がコージさんに合わせた巡航速度で前を牽きます。
そしてコギコギさんがコージさんにもっと僕の後ろにピッタリとつくように指示し始めました。

「住友くんとの車間は30cm!
 もっと前に詰めて! もっともっと!!」


  「え、えぇ~!!? これ以上は怖いッス~!!」

最初は戸惑いがあったようですが、それでも何とか車間を詰めてもらって列車を形成。

「よし! ここからコンマ5km刻みでスピード上げていくよ~!!」

ドラフティングの効果を体験してもらうために用意されたようなちょうどいい弱い向かい風が吹いていました。

29.0km/h...29.5km/h...30.0km/h...

まだまだ!
ジワジワと巡航速度を上げていきます。

31.0km/h...31.5km/h...32.0km/h...

よし!そろそろ頃合か?
後ろを振り返って声を掛けました。

「コージさん! 一度僕は横にずれるけど、そのまままっすぐ走ってね!」

コージさんが頷いたのを確認して右斜めに避けました。
これまで僕が請け負っていた空気抵抗が一気にコージさんに襲い掛かる!

「うわぁぁぁあああ!
 こんなにすごい抵抗を受け持ってくれていたんですかぁぁぁあああ!!?」


気持ちいいほどの大きなリアクションが返ってきました(笑)
コージさんに身をもってドラフティングの効果を体験してもらえたことは間違いありません。

「コージさんは平地よりヒルクライムが得意なんでしょ?
 だったら平地は誰かに牽いてもらって楽をして、
 得意なヒルクライムで勝負すればいいよ。」
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ドラフティングを教えてからは、先頭を牽く僕の後ろにピッタリとつくようになっていました。
ここまで分かりやすい変化がでるとなんだか嬉しいですね♪
そしてこの反応や変化があるからこそ、教える側がどんどん教えたくなってしまうんですよね。

コギコギさんが教え上手ならば、コージさんは教わり上手。
この組み合わせ・・・最強やないかい!((o(゚∀゚)o))



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by rynx04 | 2014-11-19 01:05 | グループライド
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


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