住友輪業の業務日報

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2015年 01月 11日 ( 1 )

ここで降りたら to be continued...

12月14日の業務日報・5ページ目

淡路サンセットラインを走り始めてすぐに掴んだ追い風。
しかし風は気まぐれでいつその向きが変わるか分かったものではありません。

「次のコンビニ休憩はカットして、このまま風に乗っていきましょう!」

僕は休憩回数を減らして、追い風に乗れるうちに走られるだけ走っておくことを選択しました。


さて、淡路サンセットラインは“基本的には”平坦路です。
追い風に乗ってしまえば、消耗しきった脚でも高い巡航速度を維持し続けられるので、
今回の様に終盤の追い風ほどありがたいものはありません。
僕が1年半前にソロアワイチをAve31.0km/hで走ったときも、終盤の追い風にかなり助けられました。

しかし淡路サンセットラインも完全にド平坦とはいかず、5~8%ほどの勾配で30~50mほどのぼらされる
「コブ」が存在します。
そしてその「コブ」では、追い風の魔法は通用しません。
ここまでで脚を使い果たしたメンバーは容赦なく列車に置き去りにされてしまいます。
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今回は、やはり坂の苦手なセーテンさんとバイソンさんが遅れ気味になっていました。
南淡路の4つの坂道が彼らの脚を容赦なく削ってしまっていたのです。
さらにバイソンさんは若干ハンガーノック気味だったようで、
僕がコンビニをすっ飛ばしたことで、パワーが出なくなっていたそうです。
これはろくにメンバーに補給の必要の有無を確認せずに走り続けるかを判断してしまった僕のミスでした・・・orz
やはり補給は計画的に行わなければ・・・!
b0299252_416542.jpg
ということで、追い風に助けながらたどり着いた郡家のコンビニでガッツリ補給タイムです。
セーテンさん、元気そうですね(笑)
その後ろではバイソンさんはお疲れな感じ・・・

でもね・・・

決して弱音は吐かないんですよね。



これこそが僕がまだロードバイクに乗り始めて一年足らずのモー万隊メンバーを、
並みの200kmライドより過酷な強風のフルアワイチに誘った理由でした。
彼らのロードバイクに対する姿勢は本当に素晴らしく前のめりで、
本気でまずいことがない限りは、決して弱音を吐かないという確信を持っていました。
そんな彼らだからこそ、どんなことがあっても最後まで走りきるまではサポートしようと思えたんです。

さて、コンビニ休憩を終え、そんな素晴らしいメンバーを従えてゴールを目指します。
風向きは依然として追い風基調・・・
しかし、時には風が巻いている場所を通ることがあります。
突然の横風に備えて、追い風でもスピードは抑え目に・・・
すでにナイトライドになっていましたから、集中力を保つためにも安全最優先のスピードで走ります。

「ここ、横風注意!!」

先頭を牽いていた僕は何度も何度も突然の横風に煽られて、だいたいどういう場所で横風が吹くかが分かってきました。
橋の上や密集した建物が途切れる場所はもちろんのこと、4階以上の建物がある場所は要注意です。
そういう場所では後続に注意を促し、両手でハンドルを押し付けるようにして、
ハンドルがぶれないようにしてやり過ごしました。


そして、対岸に明石や加古川・高砂の街明かりがハッキリと見え出した頃、追い風がさらに強く吹き始めました。

「ここからは牽きます!」

ここでなんと先頭を志願してきたのはコージさん。
前日のエンデューロで消耗した今回のアワイチにおいては、得意なはずの坂道で苦しい思いをしていました。
さらに強風から他のメンバーに守られながら走っていた彼は、どこかで自分がやらないと!と思っていたのでしょう。

とてもまだローディー歴4ヶ月ほどの人とは思えない!!


すると、コージさんがラストスパートを仕掛けたと思ったのか、
後ろから大きな影がコージさんをオーバーテイクしていきました。
僕はその影が、序盤から脚を温存していたバスク輪さんだと思って後ろにつきました。
僕の後ろにも追走してくるメンバーの気配、振り返ると・・・

「あれ!? バスク輪さんが後ろにも!!?」

バスク輪さんが分裂して2人になってました(笑)

いやいや、そんなことがあるはずはありません。
僕がバスク輪さんだと思って追走した大きな影・・・それはなんとセーテンさんでした。
南淡路の坂道で脚を使いきっていたはずの彼も、ローディー歴は4ヶ月ほど。

「あそこでコージさんに行かれたら僕も行くしかないでしょ!」

後で聞けば、そんな風に思って最後の力を振り絞って高速巡航を仕掛けたそうです。
あぁ、こりゃあすぐに速くなるわ・・・


その後は僕が再び先頭に立ちましたが、追い風に押されて心拍がAT値以下を保っているのに
アウタートップ(50×12t)がクルクル回る状態に(笑)
あまりにも気持ちよく脚が回るので、後続にはコギコギさんがいるので安心してぶっ飛ばさせてもらいました(笑)

そしてゴールの松帆の湯への坂道の入口に到着。
ここでは後続を待ってからのぼることにしました。

「みんな先にのぼっていてください。
 僕はもう押してのぼりますから・・・」


バイソンさんがそう言うのも当然です。
松帆の湯へは、短いながらもだいたい12%くらいの坂道が続きますから・・・
でもね・・・

ここまで頑張ったんだから、最後までロードバイクに乗ってゴールしなきゃね!

「えっ!? 何言ってんの?
 ここで降りたらバイソンさんのフルアワイチ達成はto be continued...
 ってブログに書くで!(笑)」


僕のドS発言にバイソンさんの顔色が変わりました。

「それだけは勘弁して~!!」

そんな大きな叫び声を残して、最後の坂道へ向けて最後の力を振り絞ったBダッシュ!
そしてタレる鉄板の流れへ(笑)

その後は大きく蛇行しながら勾配と戦っていましたが、最後まで脚付きせずにのぼりきっていました。
あんたはエラい!!
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最後尾では最後の高速巡航を仕掛けたことによって、本気で脚を使い果たしたセーテンさんも
坂道を蛇行しながらのぼってきました。
そしてやはり最後まで脚付きすることなくゴール♪


これで狂った風の中で走るフルアワイチが完結!
僕とコギコギさん以外の全員が初めてのフルアワイチ・・・
しかも大寒波による寒さと凄まじい風の中で無事に走りきったことは、本当に素晴らしいことだと思います。

改めて、今回アワイチを走りきったメンバーに拍手です♪
(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ



その後は車を停めさせてくれた松帆の湯で、みんな一緒にあったかいお風呂に入り、ご飯を食べました。
会話の内容はもちろんこの日のアワイチのこと。

「いやぁ・・・やっぱり風がヤバかったね。」

  「坂道があんなにキツいとは思わなかったわ。」


やっぱりキツかったことが印象に残っているようでしたが、その顔はニヤニヤと楽しそう(笑)

「『ツライチ』(=ツラいアワイチ)になると思ったけど、
 『タノイチ』(=楽しいアワイチ)やったね♪」


その会話を聞いて僕はとても嬉しく思っていました。
そしてこうも思っていました。

「さぁて、次はどんなドSライドを企画しようか・・・」


次回のモー万隊メンバーの挑戦に乞うご期待!
ぐへへ ヽ(*`∀´*)ノ グヘヘヘヘ



以上、業務報告終了!!

<走行データ>
走行時間 6:41:03 (内、アワイチ 6:23:29)
走行距離 167.02 km (内、アワイチ 158.98km)
獲得標高 1,405 m
平均速度 24.9 km/h
最高速度 53.7 km/h
平均cad 74 rpm
平均心拍 136 bpm
最大心拍 174 bpm
消費カロリー 2,564 C

最後まで読んでいただきありがとうございます。
こんな前のめりなメンバーたちと走ることができる僕は、最高に幸せ者ですね♪

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by rynx04 | 2015-01-11 05:30 | グループライド | Comments(16)
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神戸在住。 「一般人」と「逸般人」のはざまで生きるロードバイク乗りの走行日記的ななにか。


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